linuxで外付けHDDをマウントしてrootでなくても書き込み可能にする方法
今日はくだらないTipsの紹介。
この文章どおりにやったけれど、うまくいかなかったり、逆に変なことが起こったりしても、私は一切の責任をとりません。もしこれに従うなら、そのつもりでやってください。私はUbuntuでやりましたが、他のOS(Cent OSとか)でもだいたい同じはずです。備忘録的なことしか載せていません。もし分からないことがあったら自分で調べてください。
linuxでは、HDDをUSB接続しただけでは、マウントされない。認識はされるかもしれないが、ファイルツリーにHDDが表示されない。マウントとは、外部デバイスをファイルツリーに表示させ、操作可能にすることである。
マウントするために必要な作業は以下のとおりである。
1。マウンティングポイントを作成する。
2。外付けHDDを接続して認識させる。
3。デバイスファイルを確認する(Ubuntuデスクトップ版ならばDiskというアプリで可能)。
4。マウントする。
具体的なコマンドのサンプルは、
mkdir /media/hdd_1tb
mount /dev/sdb /media/hdd_1tb
これでOK。/dev/sdbはデバイスファイル。/media/hdd_1tbがマウンティングポイント。
mountコマンドは、オプションを指定しないとデフォルトのファイルフォーマットを使う。linuxならば、ext3かext4を指定すれば良いので、
mount -t ext4 /dev/sdb /media/hdd_1tb
とすれば良い。
しかし、このままでは、HDDに書き込むためにいちいちルート権限が必要なので(マウンティングポイントで、ls -lしてみよ)、chownで権限を書き換える。
chown user-name:user-name /media/hdd_1tb
これで、rootでなくても書き込めるようになった。
マウント解除するときは
umount /dev/sdb
とすれば良い。